ねずみ色

スタッフK

こんにちは。チューリップ不動産スタッフのKです。移動で電車に乗り出入り口あたりで立っていると、お母さんとその息子
2人の親子が乗ってきて、わたしの前に立った。

ふと弟くんが
「あ、ねずみが走ってった」
母「え？ほんとに？」
弟「うん、あの下に入って行ったよ。これくらいの大きさで…」
母「ねずみがいるんだねぇ」
と、ひとしきり親子は盛り上がった。

わたしも東京に来てからねずみをそこそこ目撃することがあった。…と
いうか田舎のほうがねずみに遭遇することはめったにないと思う。

母「ねずみって何色なの？」
と聞こえ、わたしは「ねずみ色じゃねーの」と心の中でつぶやき、にやにや
したのだが、
弟「うーん。すずめみたいな色だった」
母・兄「えー？ほんとにそんな色？ほんとー？」

そうだよ、そうだよ。確かに、ねずみってすずめみたいな色だ。弟くん、
確かな表現力をお持ちだよ。
そして「ねずみ色」と聞いて思い浮かべる色は、けっしてねずみの色で
はない、と思い知ったぞ。

「当たり前」と思ってることをよく見てみると、全然そうじゃない、って
ことはいっぱいあるんよねぇ。